Silent partner ってどういう意味? – silentを使った英語表現

企業・学校の英語研修

 単語silentには、「静かな」、「音のしない」、また「沈黙を守って」、「言及しないで」などの幅広い意味があります。当記事では、silentを使ったよく使われる英語表現をご紹介します。

Silent partner – ビジネスに直接関与しない人

 Silent partnerはビジネスに出資していたり、部分的にビジネスオーナーになってるが、直接経営に関与していない(口出ししない)人を指します。

He must have a silent partner because he couldn’t have opened the restaurant alone.
彼はビジネスに直接関わっていないと思われる。一人ではレストランを開けなかったからだ。

Silent majority – 声なき大衆

 Silent majorityはSNSや日々の生活で表立って公共に関することや政治的な意見を表明しない多数の人々のことです。  

It is important to remember that social media may not accurately represent the thoughts and feelings of the silent majority.
ソーシャルメディアは意見を挙げない大勢の人々の考えや感性を正確に表していないかもしれないことを心に留めておくことが重要です。

Silent witness – 法廷における証拠、沈黙の証人 

silent witnessには「事件や事故の証拠や痕跡」という意味があります。

The detectives wondered if the victim’s smartphone might have been a silent witness to the murder.
その刑事は、被害者のスマホが、殺人事件の証拠になりえるのではないかと思っている。

 また、「事件や事故を目撃したがそれについて語らない人」、または「事件への関与を否定する人」という意味でも使われることもあります。

He was a silent witness to various historical events.
彼は様々な歴史的なイベントについての沈黙の証人です。

Right to remain silent – 黙秘権

 The right to remain silentは黙秘権という意味です。ドラマや映画でもよく出てくる表現なのでぜひ抑えておきましょう。黙秘権を行使するという場合の「行使する」には、通常exerciseを使います。

I will exercise my right to remain silent until my lawyer arrives.
弁護士が到着するまで黙秘権を行使します。

If you get arrested in America, you have the right to remain silent.
もしあなたがアメリカで逮捕される場合、あなたには黙秘権があります。

Silent mode – マナーモード

 おまけの解説になりますが、日本語での「電話のマナーモード」は英語ではsilent modeと言います。

Please switch your phones to silent mode before the movie starts.
映画が始まる前に電話をマナーモードに切り替えてください。

「マナーモードになっている」というときは、be on silent という表記を使います。

I missed your call because my phone was on silent.
電話がマナーモードになっていたので、あなたの電話に気づかなかった。

以上、日常とく使われるsilentを使った表現をご紹介させていただきました。ぜひ使ってみてください。