当記事では、添削でよく見られる(be) worried about ~「~が心配である」の誤用と、(be) worried that ~構文の使い方についてご紹介します。
Worried aboutの誤用
まず、以下の誤りセンテンスを見てください。「この夏の暑さが続くのではないかと配している」という意味合いの文章です。
(誤り) I’m worried about if this summer heat continues. |
(Be) Worried aboutに続くのは、名詞または名詞節である必要があります。上記の文章をworried about + 名詞の形で書き直すと以下のようになります。
I’m worried about this continuous summer heat.
続いているこの夏の暑さを心配している。
※ Worried about の後続の名詞では、以下のように人の名前や、動名詞を使うことも可能です。
I’m worried about Mohammed.
モハメドを心配しています。
I’m worried about going to the mountains for the hike.
ハイキングで山に行くことを心配しています。
Worried that ~ の活用
名詞や名詞節では、詳細な内容が伝えきれない場合があります。もう少し詳細な内容を伝えたいときは、以下のようにworried + 関係代名詞thatを使ってセンテンスを続けます。
I’m worried that if this summer heat continues, the plants will die.
この夏の暑さが続いて、植物が枯れることを心配している。
以下、worried that ~を使った例文をご紹介します。
I’m worried that I will miss my flight.
飛行機のフライトを逃してしまうことを心配しています。
I’m worried that we will get lost on the hike.
ハイキングで道に迷うことを心配しています。
まとめ
最後にworried about と worried thatの利用ついて簡単にまとめます。
– worried about の後続には名詞を置く。
– 詳細を伝えたい場合はbe worried that ~ の形を使う。
ということになります。
以下、オフィスの会話例をご紹介します。使い方の違いが分かっていただけると思います。
A: I’m worried about Mohammed.
B: Oh, how come?
A: I’m worried that he won’t be able to finish the report on time and that he might get in trouble with the boss.
A: Why don’t we offer to help him?
B: Yeah, let’s send him an email offering to help.
A: 私はMohammedが心配です。
B: そう。どうして?
A: レポートを期限までに終わらせられなくて上司とトラブルになるのではないかと心配しているのです。
B: 私達が手伝えるって提案するのはどうでしょうか?
A: そうだね、彼にメールで手伝うことを提案してみよう。
以上、worried aboutの誤用と、worried thatの使い方についてご案内しました。実際に使ってみてください。