当記事では、agree + 前置詞(with, on, to)について、それぞれの意味と使い方について説明しています。
用法の違いまとめ
まずはじめに、agree + 前置詞(with, on, to) の目的語と意味の違いをまとめます。
構文 (目的語) | 意味 | |
Agree with | Agree with + someone/something | 誰か、誰かの意見を受け入れる |
Agree on | Agree on + some issue / point of debate | 物事や特定の決めごとに合意する |
Agree to | Agree to + demands/queries/to do something | 要求や疑問、また何かを行うことを受け入れる・受け付ける |
Agree withを使った例文
Agree with + 目的語で「誰か、誰かの意見を受け入れる」という意味合いになります。目的語は「人、または誰かの意見」になります。
I agree with Tom. His idea is the best one for me.
私はトムの意見に合意します。彼のアイデアが私にとって最高です。
On the other hand, I also agree with Frank’s suggestion.
一方、フランクの提案にも賛成です。
I think that I agree most with the idea put forward by Jenna.
ジェナが提案したほとんどのアイデアに賛成できると思います。
Agree onを使った例文
Agree onは、Agree on + 目的語で、「物事や特定の決めごとに合意する」という意味合いになります。「合意」の意味より、Agree onの主語はweや複数形でよく使われています。
We had a meeting to discuss the best way to proceed and finally agreed on a plan.
私たちは、継続の最善について話し合うためにミーティングを持ち、最終的に全員がプランに合意しました。
The government debated the issue with the banks before they all agreed on the best course of action to follow in the future.
将来の成すべき最善のアクションに彼ら全員が合意する前に、政府は銀行と討論を行っていました。
Agree toを使った例文
Agree to + 目的語で、「要求や疑問、また何かを行うことを受け入れる・受け付ける」という意味になります。
I agreed to the terms of the contract.
その契約の条項に合意します。
The boss agreed to my request for more time off work.
その上司は私の仕事の休日を増やす要求を受け入れた。
We can’t agree to your proposal as it is too expensive.
あなたの提案には賛成できません。値段が高すぎるのです。
以上、「agree + 前置詞 + 目的語」それぞれのの意味と例文をご紹介しました。最後に、ちょっと面白いagree to disagree 「意見の不一致を認める、見解の相違を認め合う」という表現を使った例文をご紹介します。
We couldn’t come to an agreement on the matter, but we simply agreed to disagree in the end.
私たちは合意に達することができなかったが、最終的には単純に意見の不一致を認め合った
ぜひ今後のライティングで使ってみてください。