当記事は、「断トツで」「史上最高・最悪」といった意味合いを表現する、最上級をさらに強調する方法についてご紹介しています。
こちらも併せてご覧ください =>比較級のトーンを強める/弱める方法 – 実践で学ぶ英文法 |
断トツで、はるかに、断然 – by far, far and away
最上級を、「断トツで、はるかに、断然」、という意味で更に強調するときには by far、または far and awayがよく使われます。 例文を見てみましょう。
Out of all the employees in the office, Chris is by far the hardest worker.
すべての従業員の中で、Chrisが断トツの働きものです。
She is far and away the best student in the class.
彼女はクラスでずば抜けて成績の良い学生である.
By far、far and awayともに、悪い意味の最上級でも同様に使えます。
The film was far and away the worst I have ever seen.
その映画は、かつて見た中でも最低最悪であった。
最上級の強調にはmuchもよく使われますが、通常はpretty muchまたはvery muchの形で使われます。
The North Face of the Eiger is pretty much the hardest mountain face to climb in Europe. The North Face of the Eiger is very much the hardest mountain face to climb in Europe. アイガー北壁はヨーロッパで断トツに登ることが困難な壁です。 |
今までで一番、史上最高・最悪 – yet
yetは、「今までの中で一番、史上最高・最悪」という意味で最上級を強調するときに使われます。
This is the funniest video yet.
これは今までの中で最高に面白い動画です。
また、yetは以下のように2つの最上級を並べて「AであるがBでもある」という構文でもよく使われます。
This is the most expensive yet the most popular editing tool.
これは、今までで最も高価であるが、最も人気のある編集ツールです。
以上、最上級をさらに強調する例文をご紹介させていただきました。ぜひライティングで実際に使ってみてください。