TEAP の難易度とライティング試験概略

金子靖(研究社編集部)

TEAPの難易度について

 TEAPの難易度の目安は、英検と比較すると準2級〜準1級程度となっている。
日本の高校3年生の英語を測定するのに最適なレベルへ設定されている。

英検とTEAPスコアのレベル対応は以下のとおり (英検協会提供資料より編集)

CEFR
英検
TEAP
TEAP CBT
C1 1級 400 800
B2 準1級 334-399 600-795
B1 2級 226-333 420-595
A2 準2級 150-225 235-415

TEAPライティングの試験の概略

ライティング試験は、PBTとCBTがあり出題内容が異なる

● PBT (筆記試験) 試験時間 : 70分 / 問題数 2問) 記述式

問題
試験時間
概要
Task A A,B で 70分 提示された英文を 70 Words前後で要約する
Task B A,B で 70分 エッセイ問題:グラフ[図表]や記事を説明し、意見を述べる)

● CBT (コンピュータ試験) 試験時間 : 50分 / 5問 コンピュータ入力

問題
試験時間
概要
Part 1 Task1 4分 出題された状況に対して適切な文を 25Words前後で記述
Part1 Task2 4分 短いメッセージを読み返信を25Words前後で作成
Part 2 8分 大学の掲示物、配布物、メールなどを読み、50Words前後で求められた文書を作成
Part 3 14分 提示された図表から80Words前後で内容をまとめる(要約)
Part 4 20分 学術的文書(意見)と100 Words

傾向をつかみ、効果的な対策を

 TEAPのライティング問題はかなり形式が決まっている。まず問題を解いて傾向をつかむことが必要だ。TEAPの問題集はまだまだ少ないが、手に入るものを最大限活用し、効果的な対策をはかりたい。

 続編記事では、実際にTEAPを受験した経験を踏まえ、ライティングの内部を解説します。

TEAPの続編記事は2018年3月前後掲載を予定しています。

※ 試験についての詳細は、私が編集を行った「はじめてのTEAP対策問題集」を参考にしていただきたい。

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