当シリーズでは、数回にわたり、趣味や生活に関して「好き」を超えて「中毒性がある」状態、また「愛好家」と呼ばれる人に関する英語のイディオムをご紹介しています。
第2回は「熱狂的ファン」「~中毒」といった、より中毒性の高い状態を表現するイディオムをご紹介します。
第1回記事はこちら => 「中毒性」を表す英語表現 No.1 – 愛好家・ハマっている/のめり込んでいる人 |
「名詞 + freak」 – 熱狂的ファン
「名詞 + freak」で、熱狂的ファンという意味になります。Freakは 楽しいことや、ちょっと子供っぽいことと組み合わせて使われる傾向があり、男の子の行動や習性を表す時によく使われています。例文を見てみましょう。
All day long he reads Spider-Man, Superman and Batman. He’s a comic book freak.
彼は一日中スパイダーマン、スーパーマン、バットマンを読んでいる。彼は相当のマンガファンである。
On the weekends, all he does is watch baseball, soccer and basketball. He has no other interests. He is a complete sports freak.
週末に彼がやることは、野球やサッカー、そしてバスケの試合を見ることだ。他のことには何も興味がない。彼は絶対的なスポーツファンである。
「名詞 + junkie」 – 熱狂的ファン、病みつきになっている人
「名詞 + junkie」は比較的最近の言葉で、英語圏でもご年配の方は知っていてもあまり使いません。Junkieは元々、麻薬やヘロイン中毒者を指す言葉として使われていたことから、言葉自体に大変強くダークな印象があります。あらゆる名詞と組み合わせることが可能ですが、言葉のトーンやユーモアを十分理解できないと、相手に変な印象を与えてしまう可能性があります。 利用には十分気をつけてください。例を見てみましょう。
Dave has recently become a junk food junkie.
デイブは最近、ジャンクフード中毒になった。
He’s always watching CNN or BBC. He reads a few different newspapers and checks various websites throughout the day. He’s a real news junkie.
彼はいつもCNNやBBCを見ている。そして種類の違う新聞を読み、様々なニュースサイトもチェックしている。彼は本当にニュースに病みつきになっている。
「-holic」- ~中毒・依存症の人
“Alcoholic” 「アルコール中毒の人」はよく知られているワードですが、名詞の語尾に”-holic”を付けることで「~中毒の人」を意味する様々な語が日々生まれています。”-holic”という表現は「~が好きな人」を通り越して「~中毒/依存症になっている人」という常にネガティブな意味で使われます。例文を見てみましょう。
My wife usually spends about $500 a month buying clothes on Amazon or at
the mall. I’m really worried about her. She’s turned into a complete shopaholic.
私の妻は月に約500ドル分の洋服をアマゾンのモールで購入する。彼女は買い物依存症になった。
ave had some M&Ms for breakfast. Then for lunch he ate some expensive Godiva chocolate. Finally, for dinner he ate two Snickers bars. He’s an absolute chocoholic.
デイブは朝食にM&Mを食べた。そして昼食にはゴディバチョコを食べた。夕食のはついに、2本のスニッカーズを食べた。彼は絶対チョコレート依存症だ。
上記の例のほか、movieholic, coffeeholic, travelholic, pokerholic など様々な言葉が使われています。 |
以上、2回にわたり「中毒性」を表す英語表現をご紹介しました。
If you learn them all you’ll surely be an English freak or maybe even an idiom junkie.