“On Sunday”、“On Sundays”、“On a Sunday” の3つはどれも文法的に正しい英語表記ですが、意味が異なります。当記事では曜日表記の3つの違いを例文とともに説明します。もちろん、Sundayは他の曜日に置き換え可能です。
On Sunday – 直近の日曜、次の日曜、この間の日曜
On Sundayのシンプルな意味は、「直近の日曜」になります。以下は「次の日曜」の例です。
I’ll see you on Sunday.
(次の)日曜に会いましょう。
My mother is going to Tokyo on Sunday.
私の母は、(次の)日曜に東京へ行く予定です。
以下は、過去形の文で「この間の日曜」という意味になる例です。
I saw my friend on Sunday.
(この間の)日曜に友人に会った。
My mother went to Tokyo on Sunday.
私の母は (この間の)日曜に東京へ行きました。
On Sundays – 毎週日曜、大抵の日曜
On Sundaysは「毎週日曜、だいたいの日曜は」という意味になります。
I play tennis on Sundays.
(毎週)日曜にテニスをしています。
My sister and my wife go to the local coffee shop on Sundays.
私の妹と私の妻は、大抵の日曜日に地元のコーヒーショップへ出かけます。
また、今は行っていないことでも過去の習慣に対して使われます。
I used to go to the pub on Sundays with my friends before we all got married.
私たちが結婚する前は、(毎週)日曜に友人とパブへよく出かけていました。
I liked to play soccer on Sundays when I lived in Tokyo.
東京に住んでいたころは、(毎週)日曜にサッカーをするのが好きでした。
上記と同じ考え方で、以下のようにOn (day)にmorningやeveningの複数形を加えた言い方もよく使われます。
I play tennis on Sunday mornings. I liked to play soccer on Sunday afternoons when I lived in Tokyo. I used to go to the pub on Sunday evenings with my friends before we all got married. |
On a Sunday – (不特定の)ある日曜
On a Sundayと不定冠詞を使う記述は、過去や未来の不特定の1日を指すときに使われます。日付が重要でないとき、いつだったか覚えていないときに on a (day)という表現を使います。
We are very busy but have Sundays off work, so we have decided to meet up on a Sunday in the next few weeks.
私たちはとても忙しいけれど日曜は休みなので、数週間のうちの(ある)日曜に会うことにしました。
Jon is a great friend and when I was back in Japan last year, we met up on a Sunday in The Tavern in Meguro for a few beers.
ジョンは素晴らしい友人で、昨年日本に戻ったとき(とある)日曜に目黒にあるThe Tavernという店で会ってビールを飲みました。
On a (day)に、同じ意味でmorning, afternoonなどをつけることもできます。
We met up on a Sunday afternoon in The Tavern in Meguro for a few beers. |
また、日付が分かっているが、「今年(〇年の)の〇〇は〇曜日だ」という表現のためにon a (day)を使うことがあります。
My birthday is on a Sunday this year.
今年の私の誕生日は日曜だ。
Christmas Day falls on a Sunday this year.
今年のクリスマスは日曜にあたります。
上記の記事を読んでいただければ使い分けは難しくないと思います。ぜひ実際のライティングで使ってみてください。